幸せの国デンマークで出会った幸せのカケラ

幸せの国デンマークで出会った幸せのカケラ

世界一幸せな国「デンマーク」。
デンマークは国連が発表する「幸福度ランキング」で 2013年、2014年、そして2016年にも 世界1位に輝いています。(常にベスト3に入っているんですよ!)

そんなデンマークの人が大切にしている時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉「ヒュッゲ」に触れたくて…。デンマーク(北欧)に行ってきました!

ども〜。デザイナーのyamaです。

今回はデンマーク旅行記と「ヒュッゲ」な暮らしについて考えたいと思います!



ヒュッゲってなに?

デンマーク語の“HYGEE”(ヒュッゲ)とはデンマーク人がとても大切にしている、時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉です。

日本語ではぴったりくる言葉が難しいのですが、ほっとくつろげる心地よい時間、またはそんな時間を作り出すことによって自然と生まれる幸福感や充実感、そして暮らしを楽しむ姿勢とも呼べるかもしれません。

キナリノ

なんとなくわかるけど…難しい。
日常の中にある「幸せ」で心を満たすためにどうする?みたいなこと?

雨だったので、オープンカフェの外の席は閑散としていますが、
店内からは賑やかな声が聞こえてきます

仕事も、早朝から夕方くらいまで。その後は家族や友人などと過ごし、土曜日の夕方から日曜日までほとんどの店が休みです。
※私は知らずに日曜日に街歩きの日程を組んでしまったので、日曜日はほぼ動けず困りました^^;

日本って本当に働きすぎなんだなあ。って思い知らされます…。

デンマーク(北欧)の人の「働き方」に対しての考え方

日本では、多くの税金を払っていても、将来を保証する制度が確率されていません。

対して、デンマーク(北欧)は税金が高いけれどその分社会保障がとても手厚く、医療費も無料、教育費も大学まで無料だとの事。

国民が公平になるような制度になっているため、無理をしてまで仕事をしなくても将来に不安を感じることがない。

平等という考え方があるから「多額の給料」や「出世」をモチベーションにするのではなく、仕事から「体験的」「精神的な満足を得ること(自分がおもしろいと思えること)」が、北欧の人の自己実現につながるということなんですね。

コカコーラの広告、めちゃくちゃシンプルですね
コカコーラの広告、めちゃくちゃシンプルですね

中央駅。案内板もマックもシンプル。色数も絞られているのでスッキリしてますよね。
中央駅。案内板もマックもシンプル。
色数も絞られているのでスッキリしてますよね。

さらに、北欧の人は多くを必要としない。
日々の暮らしもデザインもめっちゃシンプルですよね。
本当に必要なものを必要なだけ。

「今ある」ものを大切に。そして感謝をすることに長けているからこそ、「幸せ」に気づきやすい。だから「幸せだ!」と感じる国民が多いのでしょうね。

「Time is money(時は金なり)」ではなく「Time makes you happy(時間は幸せをつくる)」という考え方だそうで、「時間をどう使うか?」を重視するんだそうです。

ここ最近、私の中でホットトピックの「時間(=人生)どう使うか?」

いまだ、明確な答えはでていませんが「ヒュッゲ」に出会ってから、この考え方が私の求めている「幸せ」につながっているかも…?とうっすら感じている今日この頃です(笑)。

多くの時間を仕事に割いているのであれば、自分の心が踊るものに関わっていたい。それだけではないにしろ、心踊る時間を増やすという事なんじゃないかと…^^;

デンマークの風景

あちこちに自転車がとまっています
街のあちこちに自転車がとまっています

散歩してる人や、カフェで雑談してる人、結構笑い声が溢れている感じでした。
あと、自転車めっちゃ多かった〜。やっぱり自転車大国だけありますね!

ハートがいっぱい!幸せを呼ぶデンマークの硬貨デンマーククローネ

デンマーク・クローネ

こちら、デンマーク・クローネ。めちゃくちゃ可愛いですよね。

このデンマーク・クローネ(コイン)は、見た目の可愛さから、お土産にする旅行者も多いんだとか。私もお土産に!と日本円で2,000円ほど現金をおろして崩してみたのですが、かなり小さいお金なので崩れない…どうにか3枚手にいれることができましたが、めちゃくちゃ大変でした(笑)

キャッシュレス社会

Photo by Nathan Dumlao on Unsplash

北欧はキャッシュレス社会。「お金がなくてもどうにかなる」んですよね。
個人商店でもカードリーダー持ってるし、露店でもカードが使える。
日本でも仮想通貨で対応することも増えてきましたが、未だお金を使っている私にしてみたら、どこでもカードが使える状況は、なんだか不思議でした。

ちなみに、2030年から紙幣やコインでの決済ができないことが決まっているんです。現在紙幣の製造はストップしており、現金決済比率は10%以下なんですって!なので、このコインを見ることができるのもあと数十年ということなんですね。可愛らしい見た目と、入手困難なコインだからこそ「幸せを呼ぶコイン」と呼ばれるのかもですね。



まとめ

いかがだったでしょうか?
幸せの国デンマーク。「今あることに感謝する」という価値観がポイントですね!

Photo by Hanny Naibaho on Unsplash

「ありがたいな〜」と思うこと。そういうスタンスでいると、周りに溢れている「幸せ」に気づき、幸せを見つける感度が高ければ、幸せがすっと続いていく。

「感謝」できる人でいたいものです。日々精進!がんばります!
それでは!デザイナーのyamaでした〜