那須塩原にある保養とアートの宿「板室温泉・大黒屋」がステキすぎる!!
- 2019.10.06
- クリエイティブ

今回は、日頃のハードワークに疲れているデザイナーのみなさんに是非行ってほしい!ということで、「保養とアートの宿/板室温泉・大黒屋」さんをご紹介させてください…!
お部屋も、24時間入れる3つのお風呂+アタラクシア(岩盤浴風なもの)も、お食事も、全てに癒やしがあり、ホスピタリティも最高でありながら、宿のいたるところに作品が…!
しかも、10:00〜11:00の1時間のみ入ることができる「倉庫美術館」があり、もの派の代表作家の一人・菅 木志雄氏の作品を常時300点展示しているんですよ!しかも、大黒屋さんの敷地内には菅氏の作品が多数!デザイナーなら刺激されること間違いなしです!
お部屋

こちらは、お一人様用のお部屋になるのですが、とりあえず広い!!!!!
こんな広い空間1人で?なんて贅沢な空間なんだっ!と(笑)
オーナー曰く「普通ならコストを考えてあんなに広い空間は取らないよ。でもね、あそこまで思い切るから良いんだよ(笑)。」と笑っていましたが、おそらく、コストを考えるよりも、その空間がステキかどうか。心を満たすことの方に重きを置き、お金は後からついてくる物。と考えているのでは?と感じました。コストも考えて、最適なバランスは考えた上だと思いますが、思い切りの良さがステキな空間と癒やしをいただきました。(一人宿泊にマイナスを感じていただけに、感謝でしかないです!)


お部屋の設備



紙のサイズ、色を変えていてなんの説明のものかわかりやすい。そして石が添えられている。

温泉にゆったりとつかって 身体をいたわる
きれいに洗い上げられた布団にもぐりこむ
身体に美味しいご飯を食す
たったそれだけで いつもよりも元気になれる
身体が元気になると心にも余白が生まれます
アートを鑑賞し自信の美意識と向き合う
本をてにとり 昨日とは違う自分に出会う
保養とアートの宿に行こうと決めたその時から
すでに自信の治癒力はたかまっています
心の声にそっと耳を傾けてみる
静かにしずかに会話をしてみる自然と心が和むよう
自らの美意識を呼び起こせるよう私たちがお手伝いするのは「自美」です
保養とアートの宿説明
もー。なんてステキな言葉たち…!
そう、これがしたかったです。この宿にきたのはこれ!
大黒屋さんのコンセプトに共感したんです私!

暑すぎたり 寒すぎる外の空気よりも
虫の散歩説明
涼しくてあたたかい室内の方が
虫たちにも心地が良いようです
お調子者の虫が 部屋にお邪魔していませんか?
スタッフが毎日清掃に気を遣っているものの
どこからともなく居心地の良い場所に
入ってきてしまいます
特にカメムシは呼んでいないのに
心地良い場所を見つけては入ってきます
呼んでいないのに…
その場合はつぶさないで
紙などで取って外に逃がしてください
潰すと本当に臭いんです
苦手な方はフロント7番にご連絡ください
すぐに虫係りが飛んでまいります
自然豊かな環境なので、確かに虫は多い印象。しかもカメムシ見ました(笑)
なんの説明もなく虫が部屋にいたら、いやーな気持ちになりますが、こんなステキな文章で注意喚起されたなら、虫がでても怒らないですよね。むしろ愛らしく感じるかもしれない…!ステキな心遣いだと感じます。
こういう、ひとつひとつのデザインがステキなお宿なのです!
ちなみに、大黒屋さんのリピーター率は70%なのだとか!
私がチェックアウトしようと待っていると「今月の○○日、同じお部屋でお願いね。」と。「紅葉の季節お待ちしていますね。」なんて会話がされていました。
こんなステキな心遣いとを体験してしまったなら、そうなりますよ!(私もまた泊まりたいー!!)


余白たっぷりで、シンプルイラスト♪

こういうの嬉しいんですよね。素足だと落ち着かなくなる(笑)

館内設備





こういうのも本好きにはたまらない…!今回は(モモを借りましたが、読みきれず購入予定w)
あああ


ちなみに、温泉は24時間入れます!(一日置きに9:00-13:00まで入れないお風呂があるのですが、連泊でなければいつでも入れるということですね!)

お庭






お庭の説明はツアーがあるので、そちらでちゃんと聞いて頂いたほうが良いです!
お茶



<お茶の入れ方>
1.南部鉄瓶からお湯を湯さましに入れる(10度下がる)
2.湯さましからお茶っ葉の入った急須にお湯を移す(10度下がる)
3.湯呑にお茶を淹れる
冷まして入れる方が甘くて美味しいそうなのです。
南部鉄瓶から直に急須に入れてしまうとお湯が暑すぎて、お茶の渋味がでてしまうんですって。

その他にもアート作品はいろいろなところに…!
(全部見れなかったことが悔やまれます…><)





お食事
これが!!!!!めちゃくちゃ美味しい!!!!!!
丁度いい味付けに、茹で加減に、焼き加減。
見た目もステキ!これもアート作品だって思います!!
夕飯


朝食


玄関
ここにも心遣いのあるアートを発見しました!
踏み台だと思うんですが、音符だ!かわいい!とおもってよく目をこらしたんです!

真ん中の踏み台に↓こんな言葉が彫られてるんですよ…!
きょうは とても いいひ でした.
あなたに あえて いいひ でした ・ もりた かつこ
そして!チェックアウトの時間になると、玄関はこんな感じに!

これから、出発する人達の靴が、今にも動き出すんじゃないか?と思うくらいワクワクする雰囲気!朝たまたま通りかかり、感動して思わず写真を取ってしまいました…!
しかもよく見ると、一つひとつの小説に歌詞が。
全部はないんですが、先程の言葉になっているのだと。
普段なら、すのことで対応するであろう心遣い。
デザインを少し加えるだけで、こんなにもワクワクする空間が作れるんだ!と改めてデザインの力を感じた瞬間でした。当たり前を疑うことを忘れていた…。そんな自分の感覚麻痺にも気がつけた…。いろいろな意味で気づきが多かったです。(本当に…。)
イベント

タイミングが良くて毎月恒例の「餅つき」に参加することができました!
見てるだけでめちゃくちゃ楽しい!息の合った感じがたまらない…><



けれど…朝食をお腹いっぱい食べた後なので、全然食べられない。お餅大好きなのにーーー!残念無念…><
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大黒屋さんは本当に、スタッフの方のきめ細かい対応と親しみやすく声をかけてくださるので、一人でも寂しくない(笑)
あと、スタッフの人がイヤホン?というかしているのが気になっていたのですが、天気の変化とか共有していたので、最適なサービスを提供するために、スタッフ間で情報共有しているのかも?と思ったり。。
きっと、見えないところで、たくさんの心遣いが積み重なっているのかもしれないですね。居心地がいい。って、違和感を感じさせないことだったり、特別な何かがある。(気持ちよくなっちゃうなにか)ってことだと思うので。
こんなに人に教えたいと思った宿はないので、かなり熱ありますが(笑)
本当に癒やされました!(スタッフのみなさんには感謝しか無いです…!)
すぐにでもまた行きたい…><
気になった方はぜひー♪
保養とアートの宿「板室温泉・大黒屋」
〒325-0111
栃木県那須塩原市板室856番地
TEL: 0287-69-0226
FAX: 0287-69-0497
E-mail: onsen@itamuro-daikokuya.com
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