メッセージを相手にちゃんと届けるには、まず、相手を理解することから!
- 2019.08.18
- ノウハウ・ナレッジ

日々生活する中で、メッセージが相手に伝わっているのか不安になったことはありませんか?
伝えたつもりが上手く伝わっておらず、齟齬が生じてすれ違い。など…
これ、もしかすると、自分視点で伝えてることが原因かもしれませんよ。
デザイナーのyamaです!
デザインというカタチのないものをアウトプットする職業柄、コミュニケーションの難しさに直面することがあります。
そもそも、カタチがないからこそ、相手と同じ感覚やお互いが理解できる言語で会話しないと齟齬が発生しやすいんですよね…。
齟齬が生じてしまう場合というのは、相手と同じ感覚でないのに、相手も同じように思っているだろう。と勝手に思い込み自分の感覚で会話を進めてしまうことや、お互いの認識に齟齬が発生した状態で会話してしまっている場合などが考えられます。
相手にメッセージをちゃんと届けるには?
① 届け方を知っている
② 相手を理解する
① 届け方を知っている
届け方を知っていても、相手を理解していなければ、数ある方法の中からどれを選べばいいのか判断がつきません。
届けるといっても、どんな方法がいいのか?
メール?ライン(チャット)?手紙?電話?直接?
様々ありますよね。
しかも、内容は?
たとえば口論をしていたとして、メールだと心がこもってるように感じないから直接届けに行った方がいいかも?
「よし、直接会いに行って謝ろう。」
でも…深夜2時。
常識的に考えたら、相手のことを考えていない!非常識なやつだ!と火に油を注ぐ結果になりかねません。
でも、これが、
明日の朝までに解決しないと大損失を出してしまうほどのトラブルだったなら…。
深夜だとしても直接会いにいって謝り、現場で一緒にトラブル対応を行った方がいいかもしれません。
方法だけ見ればおかしな選択でも、価値観や状況を理解していれば、それが最適な判断だという事がわかります。
そう。相手を理解しなければ、ただの思い込み。
良かれと思って。という押し付けになりかねないのです。
では、どうすればいいのでしょうか?
②相手を理解する
人は誰しも「自分を理解してほしい」と望んでしまうものです。
自分はこう思う。自分は…。自分は…。と思いをぶつければぶつけるほど相手は離れていってしまうでしょう。
なぜなら、相手も同じように「理解してほしい」と望んでいるからです。
一方的に思いを伝えられても、この人は自分の考えばかり押し付けてきて、全然理解してくれない…。と感じてしまいますよね…。
一方、発信している側はそんなことつゆ知らず、こんなに思いを伝えているのになんで理解してくれないのだろう?
そうか!伝え方が悪いんだ!別のアプローチで伝えてみよう!と考えるかもしれません。
しかし、ポイントは「理解すること」
このままでは、お互いの理解されたい!という思いがぶつかり、平行線ですね…。
とっても簡単に聞こえますが…実際に当事者になると、意識していないと気づけないもの…。
どうしたって、理解されたいと思ってしまいますから…。簡単なようで難しい…。
相手をコントロールすることはできないので、自分を変える事がはじめの一歩。
相手を理解するには?
1. 自分とは違う価値観があることを知る(十人十色)
2. 相手の価値観を知る(何を大切にしているのか?)
1. 自分とは違う価値観があることを知る(十人十色)
自分を疑う
自分の発する言葉は、誰にでも当てはめられるものでしょうか?
今までの人生の中で経験し、自分の価値基準で判断した「自分だけのものさし」で発してはいないでしょうか?
自分以外の人にも同じように自分の価値観を当てはめられないのです。
なぜなら、同じ経験をしてきているハズがないのですから…(価値観はひとそれぞれです。)
まずは相手と自分が違う価値観を持っていることを知る。という事が大切です。
2. 相手の価値観を知る(何を大切にしているのか?)
まっさらな心で相手の話を聞く
日々の世間話を注意深く観察していると、その人となりや、どういう事に喜びや悲しさを感じるのか。が垣間見えてくるようになります。その人を知りたい!という気持ちが大切だと私は思っています。日々の何気ない会話がめちゃくちゃ大切!
相手を理解すればするほど、相手を思いやる気持ちが生まれ、相手を思う行動に変わっていきます。すると相手は自分を理解してくれている。と感じ、こちらの気持ちを理解しようとしてくれるようになるのです。(拙い会話だったとしても、もしかしたらこんな事が言いたいのかな?などと推測してくれたり…。)
まとめ
メッセージを届けるためには?ということについて書いてきましたが、メッセージをちゃんと届けるために必要なのは、互いに相手を思いやる気持ちではないでしょうか?
人と人とのつながりが大切になるwebの世界でも同じように、一方的に発信するよりも、ユーザーさんに寄り添い、ユーザーさんの事を考えて発信すること(ユーザー目線になる事)大切でです。
そのために、ユーザーさんを理解すること。そして、理解したからこそ発することができるメッセージを発信し続けていくことが重要なのかもしれません。
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